『Transport Fever 2』では、伝説の車両と言われている新京阪鉄道P-6形のMODがあります。今日はP-6形MODの紹介です。
新京阪鉄道P-6形MOD
新京阪鉄道P-6形は、戦前に存在した新京阪鉄道が導入した車両です。当時の国鉄特急である「燕」を追い抜いたと言われており、一部の鉄道ファンからは伝説とされている名車です。
新京阪鉄道は京阪間輸送を担っていた京阪電鉄のバイパス路線として、淀川の東側に作られました(現在の阪急京都線)。京阪が淀川を挟んで東西で京阪間の輸送を担うという戦略です。新京阪鉄道はパイパス路線として建設されたので、京阪間の長距離を高速で走行する車両が必要となります。そこで登場したのが、昭和初期の技術の粋を集めて製造されたP-6形です。最高速度120km/hで走行が可能で、「東洋一の電車」と称されていました。
新京阪鉄道で導入されたP-6形は、京阪電気鉄道、新京阪鉄道(後の阪急京都線)で運用され、後に、京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)で広く運用されることになります。
※新京阪鉄道P-6形MODのページはこちらです。
Steam Workshop::Shinkeihan class P-6
ゲーム内スペック
- ゲーム内登場年:1927年
- 最高速度:120km/h
- 定員:30名
- 重量:42トン
- お値段:約4,433,000ドル(約478,000,000円)
ゲーム内でも最高速度120km/hで走行が可能です。購入は1両からで、お値段は約4億7,800万円と割高です。店員30名に対して5億近いコストだと、ゲーム的には常に赤字ですが、ロマンを求めるのであれば値段は気にしません。
ご尊顔
4両編成にしてみました。
停車中のP-6形。光の加減でマルーンが映えますね。前パンの方が写真映えすると思いますが、このゲームのパンタグラフは巨大&縦長なのでちょっと違和感があります。
町中を走るP-6形。
駅に到着するP-6形。
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