2020年現在、日本最速の新幹線車両と名高い新幹線E5系と新幹線H5系。東日本を高速で縦断し、今や本州だけにはとどまらず、北海道にまでその足を延ばしています。そして日本の有料特急では最上級クラスのグランクラスも備え、速さと快適さを兼ね備えています。今回は、日本の新幹線の歴史の中でも最高峰のサービスを提供する車両の新幹線E5系・H5系が『Transport Fever 2』で使用できるMODを紹介します。
新幹線E5系・H5系MOD
※本記事で紹介する新幹線E5系・H5系MODは『Transport Fever 2』のMODではなく、前作の『Transport Fever』のMODです。コンバートして『Transport Fever 2』で利用出来るようにしています。
E5系新幹線は2011年3月にデビューした、320km/h走行可能な新幹線車両です。「はやぶさ」の愛称が公募で決定し、E5系のデビューと同時に、東北新幹線の最速達列車種別として「はやぶさ」が設定されました。*1デビュー当初のE5系はダイヤの都合上、最高速度は275km/hでしたが、2013年のダイヤ改正でE5系が揃ってきたこともあり、320km/hでの営業運転を開始しました。そして、2016年には北海道新幹線の開業と同時にE5系とほぼ同じ仕様のH5系がデビューしました。
さて、E5系・H5系の特徴は2つあります。1つは既に書きましたが、日本最速を誇る「最高速度320km/h」で走行します。もう1つは「グランクラス」です。
新幹線の上等席と言えばグリーン車でしたが、グランクラスはグリーン車の上のクラスの車両です。2+1列の座席配置と、リクライニング付きのゆったりとしたシート幅、そして可動式ヘッドレストの設置など、究極のリラックス空間と言える車両です。座席の他にもいろいろなサービスを受けることができるため、飛行機のファーストクラスのような時間を過ごせると言っても過言ではありません。
E5系で登場したグランクラスは、E7系・W7系の新幹線でも設定されており、今後、新幹線車両にグランクラス車両が増えていくことも予想されます。
※新幹線E5系・H5系のMODはこちらです。
ゲーム内スペック
- ゲーム内登場年:2011年(E5系)・2016年(H5系)
- 最高速度:320km/h
- 定員:193名(10両編成)
- 重量:500トン
- お値段:約96,773,500ドル(10,603,280,000円)
E5系とH5系のスペックは同じです(厳密には排気ガスがE5系63、H5系66と差異がありますが、ゲーム内的には大差ないです)。お値段は1編成で100億円を超えています。リアル世界では1編成が約45億円なので、ゲーム内では少し割高ですね。
ご尊顔
E5系。MOD作成者の技術力が素晴らしいので、非常に再現度が高いです。
こちらはH5系。ちゃんと帯の色がパープルになっています。
E5系(右)とH5系(左)。
別アングルからのE5系(右)とH5系(左)。並べてみ比べると、ロゴマークの違いや帯の色の違いが分かります。
上からのアングル。
ちゃんとグランクラスも設定されています。
グランクラスの車内もちゃんと作り込まれています。MOD作成者さんの仕事の精密さを感じますね。
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*1:愛称についてはインターネットのSNS上で「はつね」(初音ミク)にする動きがありましたが、「はつね」の名称は公募で2位でした。公募1位の「はやぶさ」がそのまま愛称・列車種別に採用されています。