Oracleの改行コードの種類です。CHRを使用すれば、改行コードを使うことが出来ます。
Oracleで改行コードを使う
Oracleで改行コードを使う場合、次の様に記述します。
- LF…CHR(10) ←UNIX系OS
- CR…CHR(13) ←Mac OS 9以前
- CR+LF…CHR(13) || CHR(10) ←Windows系OS
UNIXおよびLinuxではLFが標準の改行コードです。CHR(10)と記述すれば使用出来ます。
CRはMac OS 9以前の改行コードで、CHR(13)と記述すれば使用出来ます。
WindowsはCR+LFなので、CRとLFの改行コードを連結して、CHR(13) || CHR(10)と記述します。
サンプル(実行例)
というわけで実際に使用してみます。サンプルは以下。
--改行コード:CR SELECT '1行目' || CHR(13) || '2行目' AS 改行 FROM dual UNION ALL --改行コード:LF SELECT '1行目' || CHR(10) || '2行目' AS 改行 FROM dual UNION ALL --改行コード:CR+LF SELECT '1行目' || CHR(13) || CHR(10) || '2行目' AS 改行 FROM dual;
実行します。
見た感じ改行されていませんが、プラットフォーム上の影響なので、CSVでダウンロードしてみました。それがコチラ。
これだと改行されてないですが、プラットフォーム上の影響なので、OracleAPEXからCSVをダウンロードして開いてみます。
改行されているのが確認出来ました。
参考リンク
CHR
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