Oracle における切り上げの方法です。「CEILING関数」を使用します。
CEILING関数で切り上げを行う
SQL Serverで切り上げを行う場合、CEIL関数を使用します。構文はこちら。
CEILING(数値)
これだけです。
ただし、CEILING関数の場合、引数に小数点を含めた値を渡すと、強制的に整数のみが返って来ます。
また、引数に渡した値がマイナスの場合、プラスの方向に向かって切り捨てられます(実行例でお見せします)。
サンプル(実行例)
CEILING関数の実行サンプルです。
--引数がプラス SELECT ' 7.89' AS 対象, CEILING(7.89) AS 結果 UNION ALL --引数がマイナス SELECT '-1.23' AS 対象, CEILING(-1.23) AS 結果
これを実行します。
引数がプラスの値の場合、そのまま切り上げられて整数の値になっています。
引数がマイナスの値の場合、プラス方向に向かって切り上げられて整数として返って来るので、「-1.23」は「-1」となります。
参考リンク
CEILING (Transact-SQL) - SQL Server
CEILING は、指定された数値式以上の最小の整数を返します。
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