SQL Server における、四捨五入を行う方法です。ROUND関数を使います。
四捨五入
ROUND関数を使って四捨五入する方法は以下。
ROUND(数値, 丸める桁数) ROUND(数値, 丸める桁数, 丸めの方法を指定するためのオプション)
たったこれだけです。
- 第1引数:四捨五入したい数値
- 第2引数:丸める桁数。正の整数の場合は小数点以下の桁数を丸め、負の整数の場合は整数の桁数を丸める。
- 第3引数:0…四捨五入。1…切り捨て。
第3引数は省略可能で、指定しなければ四捨五入されます。
サンプル(実行例)
ROUND関数のサンプルです。第2引数の値が正負の場合でそれぞれ実行してみます。
--第2引数がプラス(一般的な四捨五入) SELECT '123.456' AS 対象, ROUND(123.456, 1) AS 結果 UNION ALL --第2引数がマイナス(整数を丸める) SELECT '123.456' AS 対象, ROUND(123.456, -1) AS 結果
これを実行してみます。
第2引数がプラスの場合は、小数点以下の指定した桁で四捨五入を行います(サンプルの場合、第2引数が「1」なので、小数点第1位以下を四捨五入)。
第2引数がマイナスの場合、小数点の左側が引数に指定した値で桁が丸められています(123.456の整数1桁を丸めた)。
参考リンク
ROUND (Transact-SQL) - SQL Server
ROUND (Transact-SQL)
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