Oracle における切り上げの方法です。「CEIL関数」を使用します。読み方は「シール」。天井を張るという意味です。
CEIL関数で切り上げを行う
Oracleで切り上げを行う場合、CEIL関数を使用します。構文はこちら。
CEIL(数値)
CEIL関数に値を渡すと、最も小さい整数を戻します。整数を渡すと何も変化はありませんが、小数点以下の値を持つ数値を渡すと、整数まで切り上げた状態の値が返されます。
サンプル(実行例)
CEIL関数の実行サンプルです。
SELECT '123.456' AS 対象, CEIL(123.456) AS 結果 FROM dual;
これを実行すると…

四捨五入なら123だが、切り上げなので124
小数ありの値を渡しましたが、切り上げられた状態で整数だけ返って来ますね。
参考リンク
CEIL
関連記事

【Oracle】四捨五入を行う(ROUND関数)
Oracle における、四捨五入を行う方法です。ROUND関数を使います。

【Oracle】切り捨てを行う(TRUNC関数・FLOOR関数)
Oracle における切り捨ての方法です。「TRUNC関数」「FLOOR関数」の2種類が存在します。