大体の経営シミュレーションゲームで、序盤から一気に稼ぐことは出来ません。序盤は小さくでも良いので、安定した収益を出すことに注力して、時間が経ってから一気に収益を大きくするという手法を取ることで、ゲームを楽しむという人が多いと思います。
さて、『Transport fever 2』も例外ではなく、序盤に小さくでも良いので安定した収益を上げることが重要です。序盤から一気に稼ごうとすると経営が立ちいかなくなります。
『Transport fever 2』というゲーム性
端的に言えば、輸送経営して稼ぐというシミュレーションゲームです。稼ぐ手段は二つ。旅客輸送と貨物輸送です。ゲームの仕様上、旅客輸送は不安定ですが、貨物輸送は安定した収益が見込めます。産業の建物からは一定して物資が生産され、枯渇することはありません。枯渇しない物資を継続的に輸送すれば、安定した収益を獲得することが出来ます。
旅客輸送が稼げないというわけではありませんが、序盤で不安定な収益をアテにするよりも、貨物輸送で収益を安定させてから旅客輸送に注力する方が、経営が軌道に乗りやすいです。と言うわけで、貨物輸送で楽に資金を稼ぐ方法を紹介します。
序盤の貨物輸送で稼ぐ方法
下記の攻略サイトさんにも載っていますが、輸送するにも都市のニーズとサプライチェーンというものがあります。原料生産地→中間素材生産地→最終加工品生産地の順に貨物輸送して、都市まで送ることが理想です。
「都市が欲しがっているものを最終的に都市に輸送すれば良い」と言うのは簡単ですが、序盤でいきなり都市まで輸送する最終加工品を生産するのは難しいです。しかし、ゲームは「輸送すれば収益が出る」という仕様です。原料生産地→中間素材生産地の輸送でも、収益が出ます。なので、これを忠実に実行します。
稼ぎやすい輸送
ポイントは2つです。
- 原料生産地と中間素材生産地の距離が近い
- 原料生産地の生産力がある
この2つに絞って、原料生産地から中間素材生産地への貨物輸送の路線を作ります。原料をどんどん生産出来て、それをどんどん運ぶだけです。輸送先の中間素材生産地までの距離が近ければ、トラックでそこに運び続けるだけで、安定して収益を上げることが出来ます。しかもこのゲーム、原料は枯渇しないので、年代が進んでも安定した収益源として重宝することになります。
MODにある日本のMAPで例示してみます。MODはコチラ。
このMAPで稼ぎやすいところはここでしょう。
隠岐です。鳥取県と島根県の北方にあります。こんな小さな小島が2つあるだけですが、ここはドル箱です。
原油の生産地(油井)と石油の中間素材生産地(石油精製所)が近距離にあります。生産地と中間素材生産地は別々の島にありますが、ご丁寧に橋をかけてくれているので、原油をどんどん運んであげましょう。
他にも探してみると、この日本MAPには同様の生産地と中間素材生産地があります。
山口県の南側にも同様の立地のものがあります。これもドル箱になります。
こちらは愛知県南部。穀物は中間素材生産地を経由せず、最終加工品生産地に持って行ってパンを作れます。パンを運ぶのは後で考えるとして、まずは穀物をどんどん輸送すれば収益が得られます。
リアル世界では群馬あたりですが、ゲームでは長岡と会津若松の中間にある、木材の原料生産地と板の中間素材生産地が割と近い距離にあります。木材の生産力が凄いので、ガンガン輸送して良いです。ただ、坂があるので、移動速度が遅く、パワー不足の序盤の車両では輸送頻度にはちょっと課題が残りますが。
鹿児島北部の鉄鉱石と天草の石炭を熊本まで運ぶのもアリです。輸送収益だけを考えるなら鹿児島北部の鉄鉱石だけで良いかもしれません。
長距離輸送すれば収益が出るが…
確かに、長距離輸送すれば収益が出ますが、長距離輸送については年代が進んでから考えます。ゲームスタート時の車両の積載量と最高速度を考慮すると、長距離輸送には不向きです。そのため、序盤は上記の様に生産力のある原料を短距離で輸送して収益を上げたほうが、経営は安定します。
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