記事内に広告が含まれています。

【ガンダム】エンジェル・ハイロゥにサイキッカーを2万人集めた方法を考察する(Vガンダム)

機動戦士Vガンダムの最終盤で登場するエンジェル・ハイロゥ。ザンスカール帝国が建造した巨大サイコミュ兵器で、リングの最大直径は20kmにも及ぶと言われています。

そのエンジェル・ハイロゥのリングの中に、マリア主義を信奉しているサイキッカー(超能力者)が2万人も入っているのですが、その2万人のサイキッカーはどうやって集めることが出来たのかを考察してみます。

【スポンサーリンク】

2万人のサイキッカーをどうやって集めたのか?

機動戦士Vガンダムの本編で、巨大兵器のエンジェル・ハイロゥが登場するインパクトは凄まじいものですが、そんなことより「2万人のサイキッカーをどうやって集めたのか?」という疑問に駆られてしまいました。

そもそも、2万人の人員を用意するのにも時間と手間がかかるので難易度が高いです。

日本で言うと、2021年に新卒入社予定のランキングでもスギ薬局の850人がトップで、2万人には足元にも及びません。しかも、就活生のほとんどがスマートフォンを持っている環境ですし、採用媒体が充実している状況でこの数です。

【スポンサーリンク】

採用活動の環境

現代では当たり前になっていますが、採用活動は採用媒体(○○ナビとか)を使って企業や公共団体が求人広告を出します。そして、我々は採用媒体に掲載されている企業の求人広告を見て応募します。

しかし、機動戦士Vガンダムの世界ではそうはいきません。

情報取得の環境

機動戦士Vガンダムの世界では、インターネットが市民に普及していません。スマートフォンはおろか、携帯電話すら持っている人もいません。

機動兵器や戦艦は発達していますが、市民が現代では誰でも持っているインターネットに接続できるデバイスを持っていないので、情報はテレビ・ラジオ・新聞・雑誌や、口コミなどに限定されます。SNSなんてものはありません。ウッソとカテジナが文通しているような環境です。

そんな状況でどうやって2万人を集めることが出来るのか、不可能に限りなく近いと言っても過言ではありません。

採用媒体

まず、採用するには採用媒体に求人広告を出す必要があります。しかし、先述したように、機動戦士Vガンダムの世界ではウッソとカテジナが文通しているような環境ですので、インターネットが普及しているとは思えません。

となると、タウンワークみたいなフリーペーパーを出す等、紙媒体で求人広告を掲載する方法に限定されます。

しかし、エンジェル・ハイロゥは兵器であるため、情報を秘匿する必要があります。

フリーペーパーは誰もが目に出来るものなので、募集要項の勤務地に「ザンスカール帝国で建造される予定のサイコミュ兵器エンジェル・ハイロゥの内部」となんて書けません。業務内容も「エンジェル・ハイロゥで超能力を使用した業務」ということも書けるはずがありません。

スキル要件に「サイキッカーの方」はギリギリ書けたとしても、条件に「マリア主義なら尚可」みたいなことを書いた日には、差別的な表現のために広告掲載差し止めなんてことにもなります。

なので、求人広告の様な採用媒体を使った採用活動は不可能に近いです。

口コミか、縁故採用に限られる

求人広告を使ってサイキッカーを集めるのは不可能に近いので、残されたのは口コミによる紹介か、縁故採用に限定されます。

しかし、口コミでサイキッカーを集めたとしても、本当にサイキッカーなのか怪しいです。働き口を求めた無能力者がとりあえず応募したことも考えられます。

そうなると、選考ステップが厳密にする必要があります。

【スポンサーリンク】

選考ステップ

インターネット環境も普及していない、広告も安易に出せず、口コミか縁故採用による紹介となると、選考が非常に混迷を極めます。

現在の一般企業における選考ステップは、

  1. 書類選考
  2. 試験(企業によって有無は異なる)
  3. 個人面接(人事担当と役員面接で2回)

というのが一般的です。

サイキッカーの採用に際して集団面接を利用してしまうと、個々のサイキッカーの能力を見極めることが難しくなるため個人面接になります。

ただし、採用する側の条件としては、サイキッカーとしての能力があるかどうかに限られます。そのため経歴や人柄はあまり重視しないでしょう。試験の段階で一定のサイキッカーとしての能力を持っているかどうかを見極めれば良いので、個人面接も不要です。

ただし、2万人のサイキッカーの実技試験を見るとなると、採用側としては地獄の様なタスクを毎日こなす必要があります。ザンスカール帝国がブラック企業認定されないことを祈るばかりです。

【スポンサーリンク】

マリア主義の信奉者をサイキッカーに育成した説

マリア主義の信奉者をサイキッカーに育成して、2万人のサイキッカーを用意したという説です。これが一番現実的なのではないかと考えられますが、時間がありません。

マリア主義が宗教として成立したであろう時期は、宇宙世紀144年です。翌、宇宙世紀145年に、後にエンジェル・ハイロゥの建造を指示するフォンセ・カガチがマリアと接触し、宇宙世紀149年にザンスカール帝国が建国されます。

しかし、エンジェル・ハイロゥが登場するのは0153年のため、カガチがマリアと接触してから、サイキッカー育成しはじめたと考えると、長く見積もっても約4年の間に、サイキッカーを2万人育成する必要があります。

流石にこれは厳しいです。…いや、ブラック企業も真っ青な育成プロセスを作れば、不可能と言うことも無いと思います。

【スポンサーリンク】

関連リンク

「コロナ禍でも新卒を多く採用する会社」TOP300 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース